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メリー・ポピンズのもちぷるのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
2.8
未知なる楽しい世界に連れて行ってくれる子どもにとって素敵な人、時には厳しくしつけもする大人にとっても素敵な人。この物語を通して、子どもと大人どちらの視点でも乳母としての正解を出し続けるメリーポピンズの人物像が見えなかった。勿論子どもに対する気持ちが表れている描写もあったけどそれもまた乳母として求められているものだし。
でもこの表現でいいんだと思わせてくれる終わり方だった。

メリーポピンズと父親と対比が面白い。人物像として正反対だし、メリーポピンズの夜は青、父親の夜は黒で表現されていて映像作品だからこその表現方法だなと。そんな青の夜空の中、人物、建物がシルエットの中で歌い踊るシーン最高にミュージカル映画してて好き。
チムチムチェリーも好き。
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