ずいぶん子どもっぽい子がいる小学校だなと思って観ていたら幼稚園児から小学6年生まで網羅した学校だった。
生徒たちが喧嘩した時に両者の言い分をちゃんと聞いて、関係を修復させる先生はまさに先生の鑑…人数が少ないから全員のことを見られるっていうのはもちろんあるだろうけど、それ以前にこの仕事が向いている人柄なんだろうなと思った。
自然と年上の子が年下の子たちの面倒を見る様子は小説の『雨やどりはすべり台の下で』を彷彿とさせるものがあって良かった。
『14歳の栞』は観ていないのだけれど、題材的にもしかしたらこの映画を目指して作られたものかもと思った。