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ザ・ファンのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ファン(1996年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

物語が進むにつれ垣間見えてくるデニーロのヤバさに夢中になり、被害者であるウェズリーが可哀想すぎて最後は無事息子を救出できて良かったです。
仕事も首になり息子とも会えなくなりどんどん失うものが無くなっていく主人公を見ているだけでもハラハラし、とうとう人を殺してしまったシーンは事故っぽかったとはいえ肩の11番を剥ぎ取っているのがわかった時は恐怖でした。
ストーカー行為中にたまたま息子の命の恩人になれて割と運が良いなと思っていたら、どんどん図に乗ってしまい遠慮なく好きな服を貰うわ図々しいお願いはするは挙句の果てに気に食わない発言にキレるわで、最終的には誘拐までしててあまりものぶっ飛び行動に逆に笑えました。
ただ何故かわんちゃんまで誘拐してたのが面白かったです。
最後の球場シーンではしれっと審判になって参加してたのも面白く、投球もまさかのナイフでしようとしていてヤバすぎ加減に笑ってしまいました。
ぶっ飛んだ人間が一番怖いと思える、ヤバいデニーロに惹き込まれる作品でした!
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