鍋レモン

スリー・リバーズの鍋レモンのレビュー・感想・評価

スリー・リバーズ(1993年製作の映画)
3.3
⚪概要とあらすじ
3つの河川が合流するスリー・リバーズ・シティと別称されるピッツバーグを舞台に、五代続いた警官一家の一員である刑事が、連続殺人事件に挑む姿を描くサスペンス・アクション。

1991年。ピッツバーグを震憾させる猟奇殺人が多発した。それから2年。リバー・パトロール警官に姿を変えたトムの周辺で、再び猟奇殺人が続発する。大河に浮かぶ美女の他殺体は、いずれもトムのガールフレンドたち。そして、改めてクローズアップされる父の死の謎。周囲の制止を振り切り、ブロンドの美しきパートナー、ジョーとともに独自の捜査に乗り出すタフガイ警官。やがて、彼の前に、思わぬ事件の全容が浮かび上がる...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“「逃亡者」を抜いて、全米No.1ヒット!”

「殺されたっていい」

⚪感想
サスペンスアクション作品。

冒頭のカーチェイスが半端ない。爆発に回転、下り坂での特大ジャンプ。車ってあんなにジャンプできるのか。ホイールが外れる細かい演出も良かった。

船でのアクションも迫力はあるが冒頭のカーアクションには負ける。ここもジャンプのシーンが良かった。

レビューに幾つかネタバレがあったので「犯人誰だろう〜」とかはなかった。

主人公の名前がトム・ハーディだった。呼ぶ時はトミーだけど。

トミー、ダニー、ジミーと誰が誰だか後半混乱してくるので注意。

主人公の顔をべろべろ舐めていた猫ちゃんが可愛かった。そこからのほっかほっか蒸しタオルが良き。

サラ・ジェシカ・パーカーが綺麗でスタイルが良い。今とそんなに変わらないのも凄い。
身長は160cmらしく私とほぼ変わらないのに顔立ちが整っていて、骨格が綺麗だと170cm以上ありそうに見える。
私の好きなお顔ではないけど綺麗。

ブルース・ウィリスの毛量多め。

イライラするような警官ばっかりで終始主人公が可哀想。

つまらない映画ではないし驚きの展開もあるけれど飛び抜けたものはないかな。

平均スコアが2.9と意外と低い。



⚪以下ネタバレ



冒頭の父親の「孫をみたい」というセリフがラストに繋がっていたのが良かった。ジョーに娘がいたのはそうなるための設定でもあったわけか。

ジョーがただのコンビではなく見張り役だったって言うのはそこそこ驚き?

従兄弟とその父親がくそポンコツ。
ジミーは暴力的で猟奇殺人の犯人、ダニーは突然パーティーで暴れるし、ニックはジミーの罪を見逃しヴィンスを殺してしまうし。
ヴィンスとトムは素敵な警官なのに。

ジミーは2年もどうやって生きていたんだ。

5代続けて警察官を務めた一家。トムは従兄弟のジミーとコンビを組んでいたが、ジミーの暴力的な捜査の証拠を述べたため、ジミーの父のニックとは微妙な関係。弟のダニーも微妙。そんな時トムの父ヴィンスは殺され、ジミーは自殺してしまう。
2年後トムは河川パトロール隊に。そこで女性警官とコンビを組むことに。そんな時、トムの元恋人たちが2年前の猟奇殺人と同じように殺されていく。
ある日パトロール中に何かを橋から捨てる人物が。トムとジョーは追いかけ発砲するも大炎上。しかし、捨てたのは死体ではなく絨毯だった。
実は猟奇殺人の犯人は生きていたジミー。ジョーとダニー、トムを誘拐し殺そうとする。そこへ、ニックが登場。真実を伝えられ、ニックがジミーを殺そうとするもジミーは防弾チョッキを着ており、ニックは殺される。その後ジミーとトムの逃走劇。最後に共に川に飛び込み、ジミーにスタンガンを食らわせて殺す。
トムを嫌っていた刑事から謝罪の言葉を貰い、殴り、ジョーと抱き合い、その後父親の墓参りで孫の顔を見せて終わり。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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