コーカサス

シャーロットのおくりもののコーカサスのレビュー・感想・評価

シャーロットのおくりもの(2006年製作の映画)
3.5
E・B・ホワイト原作の児童文学を最新CGで映像化。
子ブタのウィルバーを守るため、雌蜘蛛のシャーロットと仲間たちの友情を描いた奇跡の物語である。
“最高でぴかぴかで控えめな”子ブタをはじめ、お調子者のネズミ、雌牛、羊、ガチョウ夫婦、カラスらの会話が楽しい。
タイトルが示す通り主役は雌蜘蛛のシャーロットだ。
実際、奇跡を起こすのも“彼女”だが、ジュリア・ロバーツが声優を担当した事により、さらに美しく気品ある“女性”に見えてくる。(ちなみに馬の声優はロバート・レッドフォードが担当)
また、子ブタを世話するダコタ・ファニングは、どことなく『グース』を思い出させ微笑ましい。
撮影後、それぞれ引き取られたブタと飼い主たちを紹介する映像特典も感動だ。

「黒とピンクは合うもんな」
ピンクのペンキをかぶったいたずらカラス、エルビスの好きな色をご存知で。

149 2019