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忍者狩りのShoMのレビュー・感想・評価

忍者狩り(1964年製作の映画)
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公儀隠密の甲賀忍者・闇の蔵人と、標的にされた藩が雇った四人の浪人の攻防。

犠牲をいとわない姿勢で闘いに臨む、近衛十四郎が良い。対照的に藩内の侍は、プライドばかりが高くサラリーマン的に描かれる。

闇の蔵人の人物造形も良く、霊廟から聞こえる高笑いは不穏さを高める。

津島利章のノイジーな音楽も、シビアな物語に臨場感/不穏さを付与している。
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