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忍者狩りのZUSHIOのレビュー・感想・評価

忍者狩り(1964年製作の映画)
3.8
近衛十四郎の眼力・顔力が何しろ凄まじい。忍者疑いの罪なき侍を片っ端から切り捨てる場面と、霊廟内でのラスボス忍者との対決場面など、しっかりと時代劇の中にも「痛み」を描いているのは、侍・浪人・忍者いずれもが所詮体制を維持する(紙っきれに振り回される)駒に過ぎないという裏主題がこの映画には漂っているからだと思う。
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