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ただ、君を愛してるのkahoのレビュー・感想・評価

ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)
3.2
最後が想像できない、先が気になる映画でした。

純粋で、ちょっと変わり者の静流がとても可愛い。個性的な女の子から、透明感を保ったまま大人の女性へと成長していく彼女を、可愛らしく、美しく演じた宮崎あおいさんが素敵でした。

ニューヨークも大学の中の森も、風景がとても綺麗で、写真が趣味の二人の恋愛を彩るのに相応しい。

内容は、無垢な純粋さを描いたファンタジーで現実味がないかなと思ってしまったけれど。

恋愛だったら、そんなに無邪気にいられない。とか、誠人は二人に思わせぶりな態度取って不誠実じゃない?とか。結局、見た目が変わった瞬間に、曖昧な想いが愛に変わったように見えるなぁ、とか。天邪鬼な感想だけど。
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