最後が想像できない、先が気になる映画でした。
純粋で、ちょっと変わり者の静流がとても可愛い。個性的な女の子から、透明感を保ったまま大人の女性へと成長していく彼女を、可愛らしく、美しく演じた宮崎あおいさんが素敵でした。
ニューヨークも大学の中の森も、風景がとても綺麗で、写真が趣味の二人の恋愛を彩るのに相応しい。
内容は、無垢な純粋さを描いたファンタジーで現実味がないかなと思ってしまったけれど。
恋愛だったら、そんなに無邪気にいられない。とか、誠人は二人に思わせぶりな態度取って不誠実じゃない?とか。結局、見た目が変わった瞬間に、曖昧な想いが愛に変わったように見えるなぁ、とか。天邪鬼な感想だけど。