Yuria

恋の手ほどきのYuriaのネタバレレビュー・内容・結末

恋の手ほどき(1958年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジジの表情豊かなところやポップなドレスがとても可愛らしかったです。
ジジの家のデザインもおしゃれで見応えありました。
ジジの部屋のドアは押し入れのようで笑いましたが、何とかやりくりしているのが見てとれました。
少女から淑女へ成長していく過程を見ることができるのも、とても楽しかったです。
淑女のジジも素敵でしたが、私は無邪気な少女のジジが好きでした。
淑女のテニスは全く動かないのが面白かったですが、少女ジジの動き回ってするテニスのほうが楽しそうで魅力的でした。
淑女ジジはそんな魅力がなくなってしまって、他の淑女と同じ感じなのが残念でした。
淑女ジジのドレス姿で、頭に月をつけているのはちょっと面白かったです。
最後、ジジを引っ張って帰ってきたガストンが、頭を冷やして戻ってきて、ジジと結婚すると言ったところは、彼の気持ちが理解しきれなかったので、もうちょっと丁寧に描いてほしかったなと思いました。
楽曲はSay a Player For Me Tonightがとてもよかったです。
歌無しでBGMとして入っているときも物語に深みが出てすごく素敵でした。
ガストンが歌うGIGIは、後ろで白鳥が泳いでいるのが恋愛曲っぽくてよかったです。
Yuria

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