david

エル・シドのdavidのレビュー・感想・評価

エル・シド(1961年製作の映画)
4.4
アルフォンソ王とロドリゴの確執
その展開がとても興味を引いたし、
2人の関係が変遷していく様が
感動的で心に残った。

もちろん準主役のシメンとの夫婦愛
その温かさや絆の強さにも感情移入した。
はじめの頃では敵同士で恨みを売り買いする立場でありながら、とある出来事で
憎しみも解けて元の鞘に戻る展開には
安堵もした。

ドラマの展開が活発で、あれよあれよ。
人間ドラマの深みが
物語の面白みを増していたと思う。

スペクタクルはカラホラの戦いが興奮。
バレンシアの戦いより見応えがあった。

音楽はベン・ハーのミクロス・ローザ
ファンファーレが素敵だった。
david

david