メタ壱

劇場版 NARUTO-ナルト- ブラッド・プリズンのメタ壱のレビュー・感想・評価

3.0
劇場版NARUTO、第8作目!
雷影襲撃の犯人として忍の刑務所・鬼灯城に収監されたナルト。
しかし鬼灯城にはなんでも願いを叶えてくれる“匣”を巡る陰謀が渦巻いていた…。

“疾風伝”をタイトルから外した、ミステリー作家の東山彰良氏が脚本を担当した作品!
ほんのりミステリー感のある所から物語が始まり、刑務所に収監されたナルトの物語と言う事で、ちょっぴりいつもとは違うテイスト。

NARUTOの劇場版はその時のアニメとリンクさせたテーマを盛り込んでいて、今作では“里とは”とか“負の感情に囚われた人間”とか“里を護る為に無関係の人間を殺せるか”とかその当たりのテーマが出てきます。

あんまり深堀はされてはいませんが、現実世界にも当てはまる重たいテーマで、ちょっと考えさせられます。

この世のどうしようもない真理とされているものに抗うナルトは泥臭いけどかっこいい。
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