見終わってまず、気持ち悪い「大人たち」しか出演していない映画だなと思った(笑)。
見る前からホラー映画と知って見たのと、あとキャッチコピーが「なんかこの子変だ」だったのもあり、内容が見る前から読めてしまうストーリーだ。
キャッチコピーを変えないと、コレわかってしまいますよね〜。
ただ最後のオチがわかるまでは気が狂ってる子供が「自分が1番に愛されないと嫌」という理由だけで邪魔者を殺し、家族を殺していく話だから、こわいながらも、エスターはかわいそうな子かも、と思えるから中盤までは、悲惨なストーリーなんです。
が、オチ=事実がわかるとストーリー全体が一気に「キモい」映画になるという、面白いんだか、吐きそうなんだか、わからない展開になるのが、この映画の見どころでしょう。
冷静に考えたら常人ではやらないようなことをエスター以外のキャラがしているのが変ですね。
母親の死産したショックは計り知れないものがあるのは非常にわかるのですが、あんなに可愛らしい長男、長女がいて何故、3人目を欲しがるのかぎ解らないですね〜。人それぞれ考え方があるから否定はしませんが、息子はパパママ言って反抗もしてなくて素直で可愛いし、娘は難聴のハンデがあっても幸せせうにしていて両親を愛してるのがわかるし、何故、養子が欲しかったのか、それも次女だったこのかわりが欲しかったのなら、赤ちゃんやもう少し小さい子ならわかるけど、長女よりも何歳も年上の子を、知らない養護施設から過去の家族が火事で一家全員死んでいるという事実があるのに、良く考えもせずに授かるのか理解しかねます。
あの感じだと、のりで貰い受けた感じ。
またあの修道院も過去履歴ない子を何故育てていたか不思議。
殺し方がバンバン出てくるから、あの子役ちゃん達大丈夫か？なんて心配になりましたが、母親が、この子はおかしい、と分かってから、エスターの過去を調べ始めたサスペンス仕立てになってからが、ハラハラドキドキして面白かったですね。
ただそれと同じくらい父親がイラつく人で、旦那として最低。
あんな妻を信じない人いるか？ってイライラ。
アル中の過去がある妻に自分が浮気した事は棚に上げて、あんな事いうのはおかしい。
母親のエゴで引き取った感が否めない為、大切な家族を1番に考えない自分勝手な奴はダメになるということですね。
そして、自分のエゴで良い父親ヅラして、妻の危険を察知した意見を聞かずに、妻ばかり責めて、毎日怯えている実子たちの事も見ていない旦那は、死んでしまうんだな、思いました。
あのおばあちゃんも冷酷みたいで変。
全部が悲惨なラスト。
それにあのエスターの壁の絵がキモいキモい。
やはりモテない人って可哀想でキモい〜！
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