銀座のバーを舞台に雇われマダムをしている高峰秀子と周りの人間たちの人間喜劇的な映画。エース級の淡路千景が独立したため売上げが落ちてオーナーに責められ他店に移籍するのだが・・・・。兎に角主演の高峰秀子…
>>続きを読む鑑賞後振り返ってみると、高峰秀子演じる主人公圭子が手にしようともがいたものは、何一つ得られていないことに気づく。
自分の店、幸せな家庭、金銭的成功…
圭子は雇われの身から独立するため、資金集めを…
成瀬巳喜男の作品というよりかは、高峰秀子の作品という印象。高峰秀子の存在感がいい意味で強すぎる。バーのおしゃれな音楽の繰り返しの使用が個人的には「私」と「公」を分ける意味で良かったと思う。当時の銀座…
>>続きを読む加東大介が古谷実の漫画に出てきそうすぎてもしかしてモデルにしてたりするのかなと思うレベル 本当名バイプレイヤー
高峰秀子は困ったり辛そうな顔してる時が最も輝いて見える。森雅之と組んでるとより際立つ…
昔の銀座を見ていて興味深かった。
土地によって、人、物、佇まいがまるで違うことに改めて驚いた。
暮らしそのものが人格を形成していくんだなとつくづく感じた。
誰だって弱い部分だってある。でも、1…
寄る辺ないある女性について
高峰秀子はバーの気高き雇われマダム。しかし、その美しき気高さゆえに不器用。
どこまでいっても高峰秀子に居場所はない
家は仕事のために借りているだけ、職場の女の面倒を見た…
素晴らしいです……。
どんなに辛い毎日であったとしても生きてゆくのだと、弱さを飲み込んだ上で闘い続けることを決めた人間の強さがはっきりと打ち出されている。
本作でもやはり高峰秀子演じる圭子の役ど…
「高峰秀子生誕100年」と言う新聞記事を読んでの鑑賞。銀座の雇われママと彼女を取り巻く人々の人間ドラマ。とにかく凛とした高峰秀子の醸し出す雰囲気と姿がカッコよく素敵すぎる。見栄やウソの多い世界でも自…
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