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容疑者Xの献身のchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2008年に公開されたミステリー映画です。監督は西谷弘さんです。
東野圭吾さん著作の小説が原作となっており、劇場版シリーズ第1作品目となります。ガリレオシリーズはテレビドラマでも放送されており、若い層から中年層にかけて人気の高い作品となっています。福山雅治さんにとって初めての主演映画となっています。ストーリーは原作通りではありますが、要所要所で映画オリジナルのシーンも用意されています。興行収入は49億2000万円を突破しており、ガリレオシリーズのヒットを象徴しています。

【感想】
ガリレオシリーズが好きな方にとっては映画館で観れるとは思ってなかったと思います。テレビドラマ以上に複雑なミステリーとなっており、最初から犯人が分かっているのに、ここまで楽しめるのが凄いと思いました。今までのミステリーでは中々なかった天才同士の戦いが非常に面白かったです。私は原作を先に読んでいるため、少し違う部分があると感じましたが、映画でも楽しめると思います。

【あらすじ】
帝都大学で准教授をしている湯川学は大学の同級生である警視庁の草薙俊平の捜査協力を時々行っており、ガリレオ先生と呼ばれていた。高校で数学教師をしていた石神哲哉はいつもと同じように弁当屋で弁当を買って務めていた。弁当屋で働く花岡靖子は元旦那である富樫慎二のストーカーに悩んでいた。家に富樫が押し寄せてき、とっさの判断で花岡靖子と娘の花岡美里は絞殺してしまった。隣に住んでいた石神は花岡が誰かを殺したことを察し、花岡の殺人隠ぺいに協力することに。数日後、旧江戸川の河川敷で富樫の遺体が発見され、草薙と内海薫は花岡靖子のアリバイを確認しに行ったが、しっかりとアリバイがあった。草薙たちは湯川の元へ行き情報を共有したが、湯川が興味を示したのは隣人の石神の存在だった。早速湯川は石神の部屋を訪れ、科学者同士の会話を楽しんだ。湯川は殺人現場を訪れたり、花岡靖子のお弁当屋に向かったりと少しずつ事件に対して興味を出してるように見えた。内海は湯川が何か掴んだと思って話を聞きに行ったが、警察の捜査には協力しないと断られてしまったが、内海は湯川が石神を疑っていると感じ、湯川も正直に石神が協力していると話してくれた。湯川は内海から見せてもらったシフト表からあることに気付き、石神と直接話をすることに。果たして湯川は花岡と石神のアリバイ崩しの謎を解くことができるのか。石神の取った隠ぺい工作とは一体どんなものなのか。

【出演者】
・福山雅治
・柴咲コウ
・北村一輝
・堤真一
・松雪泰子
・金澤美穂
・長塚圭史
・ダンカン
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