片腕ファルコン

涙でいっぱいになったペットボトル -カンペの手紙-の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

2.3
何でしょう、この謎なタイトルは。。。

『1リットルの涙』っていう映画がこれより前にあるのでそれを考えるとペットボトル500mlでは見劣りしますよねぇ。。そういう問題じゃないと思いますけども。そして[カンペ]とは あのカンペではなく、韓国語で[ヤクザ]っていう意味らしい。。

そう、これは日本でヤクザになった韓国人・大沢樹生が主人公の感動系ストーリーである。

シネマート六本木で1週間上映されたらしいですけど全く知りませんでした。かなりマニアックでしょう。

あらすじは韓国で超貧乏だった大沢樹生におにぎりあげたり、マフラーあげたり、唯一優しくしてくれたオバちゃんがいて…そのオバちゃんには生き別れた娘がおりましたとさ。

大人になった大沢樹生は日本でヤクザにのし上がる。優しくしてくたオバちゃんはガンで死んでしまうワケですが…オバさんの遺言が「娘を頼む」でした。必死に探し当てた娘・相田翔子は日本で金使いの荒いキャバ嬢となってました。。

オバちゃんに深い恩義を感じてる大沢樹生は相田翔子に仕事をやめさせ、不自由ないようにとにかく金を与えまくる。不可解なほどに金を与えまくる。

そりゃ、相田翔子がさらにダメな女になるでしょう。。健気にあそこまで貢ぐ理由がイマイチ分かりませんでした。。

タイトルにもあるペットボトルのエピソードもしっくりこない。。謎である。。

最大の謎としては相田翔子が「どうせ私とヤリたいんでしょ?」と脱ぎ出すんですが、まさかのWINK相田翔子のおっぱいポロリ!!!
と思いきや…アタシの目は誤魔化されませんよ!!差し替えだ!!!ジェシカ・アルバの『スリーピング・ディクショナリー』の時と同様の手口だな。。
これやる意味あるんですかねぇ。。

とりあえず、全く泣けるシーンはなかったです。。冒頭の貧乏シーンはちょっと切ないけども。