こちらも168分と長尺の作品ではあるが、『ニュールンベルグ裁判』を観た後だと別にどうってことはない長さである(鼻ほじ)。
本作はナチの青年将校クリスティアン、ユダヤ人ゆえに差別を受けるアメリカ兵ノアとその友人マイケルの3人にそれぞれフォーカスを当てた戦争映画だが、視点の切り替わりと兵士たちのメロドラマ的要素があるためそこまで気負わずに観ることができた。
マクシミリアン・シェル、ホープ・ラング、リー・ヴァン・クリーフら脇役の使い方も上手い。ディーン・マーティンが『How About You?』を歌うシーンは本当に素敵だった。
最後に若き獅子たちが相見える瞬間は刹那的でありながらも印象に残るが、マーロン・ブランドとモンティ、やはりこの2人の絡みが観たかったというのが本音。彼らは共にネブラスカ州オマハの出身だしね。
それと若き獅子たちで検索かけると必ずヒデキの曲がヒットするからな!みんな気をつけろよ!