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続社長三代記のmingoのレビュー・感想・評価

続社長三代記(1958年製作の映画)
3.9
意外にもディスク化されてないの勿体ない。前作社長三代記よりかなりパワーアップして面白い。
村木与四郎の素晴らしいセットや宅孝二のへんてこな劇伴も魅力な本作はシリーズで唯一加東大介が社長となり、質実剛健先手必勝が色と金の二本差しへと成り果て、加東の森繁化が楽しい快作。東北なまりのズーズー弁を喋る黒縁眼鏡のお手伝いさん役の若水ヤエ子の演技がこれまたアクセントとなり面白い。女エノケンの異名は伊達じゃない。ラスト森繁の登場で画面が締まるのは流石の一言。
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