おらんだ

パトリオット・ゲームのおらんだのレビュー・感想・評価

パトリオット・ゲーム(1992年製作の映画)
3.3
CIAを辞職し、アメリカ海軍の教官となったジャックは講演のために妻と娘の3人でロンドンに来ていた。しかし、偶然にもテロリストによる襲撃事件の現場に居合わせてしまう。彼はその場でテロリストを射殺し、事なきを得るが、そのテロリストの兄から恨みをかってしまう。

THE・逆恨みのお話。「レッドオクトーバー」の続編らしいけど、特に繋がりは無し。単品で観ても楽しめる。

一応アクション映画なんだけど、またも「あまーーーーい」ヤツ。揃いも揃って詰めが甘い。
捕縛したテロリストを護送するトラックの警備が甘い。要人宅の警備体制がまたも甘い。テロリストはテロリストでターゲットを確実に殺したかどうかの確認が甘い。甘く無いのは失敗した部下に対する制裁だけ。

見所は「The guy who dies in every film (全ての出演作で死ぬ男)」こと、ショーン・ビーン演じる敵のダメっぷり。テロリストのボスとしては器は小さいし、大義より弟が殺された恨みを優先するし、殺したはずのターゲットは死んでないし。ことごとくダメ。
そしてやはり、異名は伊達じゃない。
安心してください。彼、今回も死にますよ。
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