ぴよまろ

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のぴよまろのレビュー・感想・評価

3.6
ハリー・ポッターシリーズ第5作。
帰省していたハリーがディメンターに襲われた事件をきかっけに、イギリス魔法省とホグワーツの関係が悪化。魔法省から派遣されたアンブリッジによる教員・生徒たちへの圧力に対抗するため、ハリーたちは秘密裡に「ダンブルドア軍団」を結成し、生徒たち自らの手で闇の魔術に対する防衛術の実技を学び、事態の真実に迫ろうとする。

これまでホグワーツの中だけの物語だったのが、魔法省が本格的に関与をはじめたことと、ヴォルデモート一派の暗躍がみえはじめ、物語の舞台が広がり、そして一気にダークファンタジー化しました。楽しい魔法世界に代わって、生徒たち自らが学び、恐るべき敵と戦うという、本格的な魔法アクションが始まりました。

暗躍するヴォルデモートの不気味さ、アンブリッジの最高な嫌われっぷり、とある人物の別れなど、全体的に雰囲気が暗めです。そんな中で、ハリーたち学生のレジスタンスが希望となるか。
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