この映画が1968年に生まれたなんて信じられません
素晴らしい色彩表現と世界観、そして音楽
後にも先にも、本作のような映画は二度と登場しないんじゃないでしょうか?
アートアニメーションの最高峰です
映画自体も、悪に支配された国をビートルズが救うっていう超王道ストーリーで結構面白かったです
あと、笑えるシーンがかなり多かった
何度も声を出して笑ってしまいました
キャラクターはみんな素晴らしかった
中でもジェレミーが凄く良かったです
彼は何でも知っていて何でもこなす物理学者で古典学者で植物学者でピアニストで…
といったよく分からない生き物です
ビートルズが彼に捧げる「Nowhere man」という曲を聴いたら
あ、俺ってジェレミーと同じなのかなと思い、泣きそうになりました
コミカルで愛らしく天賦の才を持っているにも関わらず、繊細な心を持ちいつも一人ぼっちのジェレミー、、
大好きなキャラクターです
ビートルズが好きな人は勿論、あまり知らない人にもオススメ
傑作です