Harigane

戦火の馬のHariganeのレビュー・感想・評価

戦火の馬(2011年製作の映画)
3.7
Harukaさんとの同時鑑賞🌟
スピルバーグ監督による戦争映画であり、馬との絆に感動するお話でした🥲

<あらすじ>
1914年、イギリスにて。
少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の父テッド(ピーター・ミュラン)は農耕馬として馬を落札すると、アルバートはジョーイと名付けて世話をしながら信頼関係を築き、立派な馬に育て上げる。
しかし第一次大戦が始まると、テッドはジョーイを軍用の馬として売却してしまい、ジョーイは戦地のフランスへと送られてしまう。
戦地で力強く生き続けるジョーイ。そしてアルバートもまたジョーイへの思いから居ても立ってもいられず、ジョーイを探す為に自ら軍に志願してフランスへと旅立つ・・・

<感想>
スティーブン・スピルバーグ監督が手掛ける今作🔥
スピルバーグの描く戦争映画とはなかなか珍しいと感じました🫢

固い絆で結ばれたアルバートと馬のジョーイ🐎
アルバートのしつけによってしっかりと成長を遂げていく中、父親の売却によって引き離されなければならない状況になるのはあまりにも残酷でした😣

戦争という状況の中での残酷さも物語っていますが、直接的な描写は見えないように配慮されているので、戦争映画が苦手な方でも今作は比較的観やすい映画だと思います✨

また、イギリス兵とドイツ兵が力を合わせて馬のジョーイを助けるシーンは印象的でした🤝🏻
とても敵対する国の兵士同士には見えなくて。
戦争中でも、敵同士の会話でこんなにもほっこりさせられる事あるんですね🙂

去り際の「弾に当たるなよ」という言葉もまた印象的でした。
殺し合いをしているはずの敵にこんなこと言えるって、凄い事です🥲

持ち主や状況が何度も変わる中でも決して逞しさを失わないジョーイ。
常に力強く生きていく姿には胸打たれました🔥

スピルバーグ監督らしさを感じられる演出の数々💫
若干リアリティーが薄く感じる部分もありましたが、とても見ごたえのある映像だったし、魅了されました🌈

ラストシーンはとても感動的でした😂
紆余曲折あった中での最後のシーンには救われたし、とても素敵な終わり方でした🎶
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