このレビューはネタバレを含みます
1935年、アメリカの南部地方
だだの想像で富めるアメリカのイメージだったが、殉死した夫の慰謝料とか無さそうで、意外と貧しかった時代だったのだと。
もちろん人種差別もはびこり、不倫も。
けれどそれぞれの事情がありながらも、色々な困難を乗り越えていくうちに、互いの絆が深まってゆく。
特に盲目のマルコヴィッチ役の男性の顔つきが温和になってゆくのも良い。
黒人のお別れのプレゼントにも泣ける。
娘に作った人形〜!、そうそう。彼女の持っていた人形はお世辞にも可愛いとは言えない。(おもちゃもまだまだ無かったようで、ガラクタみたいな人形)
ラストシーンの教会には、亡くなった人達も出て来て、神の前ではみな穏やかに集いあっている。素晴らしい◎