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空海のkuuのレビュー・感想・評価

空海(1984年製作の映画)
4.0
曼荼羅+遷都+舞楽+遣唐使船+梵字+灌頂+光明真言+声明◎



幼名「眞魚」という少年が「弘法大師空海」となり入滅するまでを描いた作品です

監督:佐藤純彌

空海:北大路欣也
最澄:加藤剛
薬子:小川真由美
平城天皇:中村嘉葎雄
嵯峨天皇:西郷輝彦
佐伯田公:西村晃
桓武天皇:丹波哲郎
阿刀大足:森繁久彌

音楽:ポール・バックマスター
   玉木宏樹
   ツトム・ヤマシタ

キャストが豪華過ぎて書き切れませんでした🙇

気になったことを最初に書いておきます
最後のシーンは必要だったのでしょうか
「同行二人」をどうしても描きたかったのでしょうか
歩きお遍路の危なさは伝わりましたが…
余韻を打ち消すような映像が残念に思えました

今観ると昔の怪獣映画のような効果音と映像で溢れています
それでも日本史の授業で習った話も出て来て面白かったです
「空海」を通して歴史に触れることができて良かったです
史実と違う部分もあるようですが大河ドラマのようで楽しいです
仏教の政治利用なども描いてあって興味深かったです

富士山の噴火や地震に洪水など天変地異も描かれています
恐れ戦く人々が生き延びるために愛し合うシーンが斬新でした
煩悩を捨て去るのではなく見つめて受け入れるのが最初の一歩
「生きてこそ幸せ。生きているときに幸せになる。」
これは哲学ですね!人生いろいろありますが幸せを感じて生きたいものです💕
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