無花果

断崖の無花果のネタバレレビュー・内容・結末

断崖(1941年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前半の陽気さと後半の絶望に日常における紙一重な瞬間を見る。旦那が殺人者かもしれないという点はもちろん怖いのだけど、前半と後半の内容にしっかり繋がりがあるのに あまりにも起こっていることが違うことが怖い。そうじゃなかった、大丈夫だったとわかった途端、明るい音楽が溢れ出すような風にはなるべくなりたくない、駄目でも生きていくのに同じ音が流れていて欲しい、真っ直ぐ立たねば。