無性の愛とは尊いもの。
そして愛にも際限がある。
この手の不幸な境遇の人を助ける話にありがちなのが、他の不幸な人はどうするんだ?みたいな声。
選ばれた人が妬まれる。
愛には限界があるし、救われる人には救われる才能があったとしか言えない。
以前、元ZOZOTOWNの前澤友作さんが小児心臓疾患患者に寄付したり支援を呼び掛けたりしたら、他にも同じ病気の人がいるのに不平等だ、みたいな批判の声が殺到したことがありました。
それを思い出してしまいました。
人助けしてるのに、何もしてない遠くからただ指くわえて見てるだけの人に石投げられるんです。
なんて理不尽な世の中。
だからこそ、無性の愛を与える人や物語に飢えているのかもしれません。
そもそも、世の中生まれた時点で不平等に出来ているので、それを妬んだりすることに意味はないと思います。
それが人生です。
もっともっと気楽に人助けが出来るよい世の中になりますように。
そして、そんな世の中に疲れた人はこの作品を観てじんわりと心を感動させて下さい。