MATAO

めくらのお市 地獄肌のMATAOのレビュー・感想・評価

めくらのお市 地獄肌(1969年製作の映画)
3.4
めくらのお市2作目です。
タイトルが凄いです。
本作では、お市は1作目からの因縁もある黒髪のお炎と対決します。
お炎はギャルっぽい顔立ちで身体に蛇の刺青が入っており、たぶんこれが地獄肌なのかなあと思いました。
お炎は人間の髪の毛で作ったムチを振り回したり、隠し持った毒へびを投げつけたりして攻撃してきます。

本作ではなんとお市と百姓の茂作とのラブシーンがあります。
茂作はボッタクリに引っ掛かってしまうような純真なタイプです。
お市には仕込杖を捨てて幸せになってほしかったですが、血塗られた渡世の運命なのか、お市はヤクザとの抗争に巻き込まれていくのでした。

ラストの殺陣シーンは、昼間に戦っていると思ったら急に暗い異空間に場面が変わり、ストップモーションになって唐突に映画が終わりました。
ポカーンとなりました。
MATAO

MATAO