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コンドルのodyssのレビュー・感想・評価

コンドル(1975年製作の映画)
3.0
【殺し屋がラストで】

BS録画にて。
RR(ロバート・レッドフォードと書くのがめんどくさいから、こう略しますね。BBやCCの例もあることだし)が主演のミステリー。

アメリカ文学史協会という地味な団体が、実はCIAの一部門で、RRはそこに勤務している。ところが或る日、何者かに襲われてそこの職員は皆殺し。しかしRRはたまたま昼食の買い出しに行っていたので助かり、CIAに庇護を求めるものの、逆に命を狙われて・・・

アメリカ映画では珍しくない設定ですが、殺し屋がカッコよかったり、真相が最後までよく分からなかったりするので、退屈せずに見ていられました。

ただし、ラストの殺し屋の振るまい方がよく分からなかった。途中まではたしかにRRを狙っていたはずなんですけど。途中から雇用者が変わったからということなのかも知れないけど、ゴルゴ13なら(笑)いったん依頼された殺人は最後までやり遂げると思う。

フェイ・ダナウェイの役は、この手の作品にはありがちですが、まあ映画には女っ気も必要ですからね。私はダナウェイはあまり好きじゃないと思っていましたけど、この作品での彼女はちょっと中山美穂に似ていてチャーミング。髪型のせいもあるかな。
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