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ラストラブのodyssのレビュー・感想・評価

ラストラブ(2007年製作の映画)
2.5
【テレビドラマの域を出ない】

(以下は16年前に書いたレビューです。)

藤田明二監督作品。 

かつてニューヨークでジャズのサックス吹きとして著名だった中年男(田村正和)は、妻を病で亡くしたことをきっかけに日本に戻り、友人の旅行会社に勤めながら小学生の娘を育てる毎日。ある日ひょんなことから県庁勤務の若い女性(伊東美咲)と知り合い、ニューヨークに団体旅行客を連れていくとき飛行機の中で再会する。彼女は婚約者がいて、ニューヨークに飛んだのは結婚式場を吟味するためだった。だが彼女は滞在中に婚約者から婚約解消の電話を受けてショックを受け、たまたまそれを慰めた田村正和と接近して・・・というようなお話。 

うーん、なんか手軽なテレビドラマを見ているような感じだなあ。田村正和は団塊の世代を映画の中でも自称しているが、とすると小学生の娘がいるというのはどうも年齢的に無理があるような気がするんだけど、どうでしょう。その他の点でも、あたりさわりのない進行で、物足りなさが残る。
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