チュン

アメリカン・ヒストリーXのチュンのレビュー・感想・評価

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)
3.5

君の思想が命を助けるとは思えん

冒頭の喘ぎ声のデカさに
ビックリしながら観ていきましたが、
物語は校長に出されたレポートの
宿題を書きながら進んでいきます。
テーマは、「兄弟」
この校長と2人だけのクラスの名前が
『アメリカン・ヒストリーX』
白人至上主義でヒトラーを崇拝する
兄に影響されてく弟、
ヒトラーを崇めるなんて
この時代にいるんだなと
驚きました、しかも普通の家庭なのに
それがいつか言っていた親父のグチから
始まっているんですから、
怖いですよ。
それにしてもダニー役ファーロングの
目つきというか表情がすごい。
カリスマ性がでまくってますね。
日本でいうIWGPの窪塚洋介みたいな。
表情だけで会話してるみたいな。
怒りが溜まっていく。
それがみんなあるみたいですね。
溜まってきた怒りがもうどうしようもない
怒りが溜まりきっていると
なにを言われても聞こえなくなる。
2人殺してもその怒りが収まらないって
言ってましたから、
怖いですよ。
最後あぁなるとは、、
人種じゃないそいつと自分なんだ、
人種でくくるのは違う。
そういいながらも
これでもそう言える?
と言われてるような。
あれも怒りからなのか
それとも汚い大人の洗脳ゆえか。
結構簡単に洗脳って日常の中に
ありそうですね。
チュン

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