2001年公開
監督:リドリー・スコット
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バッファロー・ビル事件でレクター博士が脱走してから10年後、彼への復讐に執念を燃やす大富豪がクラリスに接触するところからお話は始まります。
前作の方が、ヒリヒリする緊張感と一進一退の推理が楽しめる内容だったんですけど、今作は両方とも減退でそこが残念。あと、クラリスの行動モチベーションもなんだかよくわからなかった。名誉欲なのか、正義なのか。ほかの人はバンバカ撃ち殺す割に、どうしてそこまでレクターを助ける?
ってまあ要するに、屈折した愛憎のお話ってことなんでしょうけど。原作のラストがあまりにも何とも救いのないオチなので、それを無理矢理回避した今作ラストも、なんともねえって感じでした。
まあ、グロさは健在なので、気をつけましょうw
2012年12月16日