21.08.29 シネマヴェーラ渋谷
(日記より)
ちょっと期待外れだったのは、たぶん期待しすぎていたからだろう。出だしのインパクトはすごいものがあった。また、殺人事件の張本人として、粘着質な刑事…
ブリジット・バルドーの『裸で御免なさい』みたいなコメディかと思ったら職業差別の重い話でした。
あんな偏見の目で見られたら足を洗う事なんて出来ないでしょ。
現在なら懲役太郎みたいにユーチューバーの選…
開幕早々、主人公の女がカメラに向かって何度も何度も何度もハンドバッグを叩きつけてくる。成すがままボコボコにされる男。勢いのあまり女の髪がズレ落ち、スキンヘッドが露わになる!......初っ端から度肝…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ネタバレ
米国、56年前の○○○○告発映画
最初はある娼婦がヒモチンピラに啖呵を切って立ち去る場面から始まる。
次いで新しい街で再スタートしようとするが当面の金を稼ぐために、地周りの警官相手に最後…
2023/3/29 3.7
裸のキッス。丸刈り女性のジャケットがとてつもなく印象的な本作。
想像していたよりも、ストーリーが分かりやすく、中身もそれほど激しいものではない。
どちらかと言うと、人間ド…
古い映画を見ていこうシリーズ。今回は裸のキッス。サミュエルフラー監督の作品を見るのはこれがはじめて。セクシーなイメージを想起させるタイトルなのでワクワクしながら見始めたら、冒頭、いきなりブロンドの女…
>>続きを読む娼婦という過去から逃れようとするケリーが、娼婦に身を貶めようとしている女の子に語る言葉が迫真的だった。
レッテルで人を判断してしまう人間の心理が、街の人々の顔のアップの数々から描き出されてて面白か…
冒頭のカツラが撮れるカットは驚きだ。
私利私欲にまみれた大人の濁った世界に
透き通った子供の世界の対比構造が眩しい。そしてその子供の世界が循環して大人世界に濁っていくことが全編を通して伝えられる。
…
サミュエル・フラー監督作。
新天地の小さな町に移住した元娼婦・ケリーがある事件に巻き込まれていく様子を描いたサスペンス。
娼婦に対する人々の差別意識を捉えた演出が素晴らしい。ケリーはそれまでの娼婦…