仮面ライダー対じごく大使のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

特撮テレビドラマ『仮面ライダー』の劇場版シリーズ第3作で劇場版オリジナル作品の第2作にあたる本作は、富士山頂のショッカー大要塞に設置されたスーパー破壊光線砲で日本全土を焼き払おうと企む、ショッカー大幹部・地獄大使と新怪人カミキリキッド率いる再生怪人軍団との戦いに挑む本郷猛の活躍を描いたものとなっているのだが、本作もまた"面白要素"の詰まった作品という印象でしかないですね。普通に喋るショッカーの戦闘員に違和感を覚えつつも、東日本ロードレースに出場していた本郷猛と滝和也に漫画チックな罠を仕掛ける姿はやはり愛らしい。仮面ライダー1号と同等の強さを見せる滝和也の活躍も見どころとなっていますし、戦闘員による騎馬隊にロープで引きずられるライダーの姿や、パラシュートでおりてくる滝和也のミニチュア感もまた魅力的で、前作同様に再生怪人軍団の名乗りのシーンも健在。本作も面白い作品でした。ただ、斜面での戦いが多いため、滑り落ちる、転がるの繰り返しは気になるところ。