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インデペンデンス・デイのbackpackerのレビュー・感想・評価

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)
3.0
初めて『特別版』で鑑賞しましたが、『通常版』しかレビュー対象がなかったので、こちらにレビュー。
あまりに長期間再見しなかったため、どこが追加シーンなのかサッパリわかりませんでした、悪しからず。

ーー【言わずと知れたあらすじ】ーー
7月2日、世界の主要都市上空を覆いつくさんばかりの巨大UFOが飛来。
交信試行の軍用ヘリが撃墜されると、暫く後にUFOからのビーム攻撃が全世界同時に仕掛けられる。
トンデモ火力の一撃に痛打された現状を打開すべく反撃するも、UFOはシールドに守られておりあえなく失敗。

元戦闘機パイロットの米大統領、
宇宙人の通信を解読したユダヤ人科学者、宇宙人を捕虜にした黒人パイロット、
宇宙人にアブダクションされたアル中オヤジ、
彼らはそれぞれの家族を守るため結集&一致団結すると、宇宙人への反転攻勢を計画。
人類の存亡、そして独立をかけ、最後の戦いが始まるのだった……。
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子どもの頃、午後ロードやら何やらでやる度に見た、大好きなディザスタームービーでしたが、再見はおそらく10年以上ぶり。
昔はなぜ『ID4』と略すのかも分かっていませんでしたし(Independence Day 4th of Julyの略です)、この映画の破茶滅茶な脳筋ぶりも悠々と受け止めていたんだと思うと、成長したような、衰えたような、なんとも言えない気持ちです……w


アメリカ公開時に熱狂と興奮の坩堝と化した本作は、その宣伝手法が画期的でした。

まず、公開の半年前に、UFOによるホワイトハウス破壊シーンと『ID4』の文字が特報として上映され、大変なインパクトを残します。
その後、スケールアップした予告編が小出しに出すことで、皆んなのお祭り騒ぎ感を上手く情勢。
公開されると、予告編以上にド派手な中身と判明したことで、爆発的なブームとなりました。


と、色々記載しましたが、結局内容は『宇宙戦争』の脳筋パワーリメイクでして、「デカいは正義だ!」というアメリカンなマッチョ趣味が炸裂しております。
ローランド・エメリッヒ監督は戦後の西ドイツで生まれ育ち、活躍の場がハリウッドに移るまでは、母国で活動していたわけですが、これほどまでにアメリカ人受けするディザスターを作り出せるその手腕が素晴らしいですね。


『ハリウッドの破壊王』ローランド・エメリッヒ監督が作り出した、驚天動地の大破壊、是非満喫してください。
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