風来のリヨナ

RIKI-OH/力王の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

RIKI-OH/力王(1991年製作の映画)
4.7
気の力は攻撃力に比例する…!

刑務所が民営化された時代。この度、刑務所にやって来たのは、甘い綺麗な面立ちとのギャップがハンパない、バキバキの刃牙な肉体を備えた新人囚人・力王くん。

そんな彼が刑務所で目撃したのは、現在留守のトップ ”所長” の代理を務める ”主任” と、東西南北4つの監獄棟を仕切る ”四天王” どものずぶずぶな腐敗関係。この惨状に業腹の力王は、彼らを打ち倒し罪無き囚人(?)たちを救い出すことを誓うのだった…みたいな。

全面的に信頼できるグロゴアスキーの方々が、諸手を挙げてキャッキャッしてるのが気になり過ぎて購入したヤケクソバイオレンス香港映画!いや〜もう…腹抱えて笑いました。

刑務所の”四天王”…30キロのメシと引き換えに襲ってくる刺客…義手のフックをフォーク代わりにステーキ食う悪人…邪門のカンフー…暗器使い…師匠との過去回想もあり…と、少年心を擽るあらゆる要素を取り揃えた刑務所サバイブ・バトル漫画なハッピーセット。

そこに、ひとたび拳を打てば腹に風穴が空き、アッパーが決まれば顎を貫通、後頭部叩いたら目玉が飛ぶし、脳が裁断される…そんな超絶怪力から放たれる破茶滅茶グロが合わさって、IQがさらさらのトロトロになります。

あ〜効く…ちょうど求めてるトンチキグロバイオレンス…日本の漫画が原作とのことなのでそっちもいつか読んでみようかな…入手もし安い!とってもオススメ!

個人的に気に入ったのは、ガラス片喰らっても目洗ったら回復するとこ、腕の筋(すじ)切られても筋と筋結んで回復するとこ、思い切りが良すぎる飛び降り自殺です。
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