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男はつらいよ 寅次郎忘れな草のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

3.0
渥美清主演「男はつらいよ」シリーズの第11作。
(1973)

寅次郎は父親の二十七回忌、偶然柴又に帰るが、妹のさくらが幼い息子にピアノを買ってやりたいというのを聞いておもちゃのピアノを買う。だが、その事で喧嘩になり北海道へ旅立つ。
網走で地方をどさ回りしている売れない歌手リリーと出会い意気投合するが、些細な事でケンカ別れ。
その後、地道に生きようと酪農家の手伝いを始めるが、3日と持たず柴又に帰る。
すると何とリリーが訪ねてくる…。

「ほら、逢ってる時は何とも思わねえけど、別れた後で妙に思い出すひとがいますね。…そういう女でしたよ、あれは」

寅さんと同じ境遇の旅回りの歌手・リリーが初登場。演じる浅丘ルリ子は、人気マドンナとなり4作品に出演。
東京下町の人情にホロリとさせられる場面もあるが、日本人に人気がある「男はつらいよ」シリーズは私にはなぜか陳腐。
その理由を解明するため見返している…。
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