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八月の濡れた砂のjasukomarrのネタバレレビュー・内容・結末

八月の濡れた砂(1971年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的な作品。

清々しい青春モノかと思いきや、冒頭から衝撃的なシーンを見せられて唖然とした。

70年代前半を味わうには良いのかな?

そもそも70年代前半の雰囲気が自分が思ってた以上に退廃的でびっくりした。

正直、テレサ野田以外のキャストはパッとしなかったかな。

でもテレサ野田の目力、存在感がすごかったからそれで一スコアプラスした。

今ではコンプライアンス的にNGなシーンがたくさんだけど、映画って本来暴力的なものでもあるのかな、なんて思ったり。

人間の欲、若さゆえの刹那がよく描かれてるような気もした。

今じゃ考えられないような若者の行動がたくさんあって、これ本当に当時あり得たことなのかと疑問に思ったり。

誰にでも薦められる映画ではない。

総じてジェネレーションギャップを感じられる映画だった。

あと曲と撮り方は好き。

テレサ野田が海辺で佇むシーンや銃を構えるシーンがとっても魅力的だった。
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