ハチロクが主役の作品。
と言っても、カローラではありません。朝鮮戦争でソ連のMIG15のライバルだったF-86Fセイバー。
昭和39年の作品で、浜松の航空自衛隊のF86タイガー小隊の物語。新しい隊長の山崎が着任、タイガー小隊を鍛え直し、後の104のパイロットに仕上げようと。
ドラマ的には大きなうねりとか無いのですが、この作品当時の航空自衛隊の全面協力により、86セイバーの活躍シーンが素晴らしいです。
ブルーインパルスの86での飛行シーンなんて、貴重な映像だと思います。
ちなみに、作品の中でF104の事を「最後の有人戦闘機」と言ってますが、実際は米軍では意外に活躍期間は短く、米軍以外の国の方が長い間使われてました。
もちろん、104の後も人が操縦する戦闘機は続きますけどね。
ラストシーンの86と104のすれ違いは特に良かったです。