【映像重視の人にはいいかも】
ブライアン・デ・パルマ監督作品。
第二次世界大戦後間もない頃のロサンゼルスを舞台に、ボクサー上がりの2人の警察官が奇妙な友情に結ばれながら殺人事件などの解決を模索するさまを描いている。
映像の作りや進行などからすると或る意味古風な映画なのかもしれないが、筋書きは錯綜していてきわめて分かりにくい。
というか、実は全体の鍵となるトリックは、私には最初から見えちゃったのだが、その後の人物の出入りがかなり恣意的な感じなのである。余り筋書きにこだわらずに、登場人物のポーズやイメージに重きをおいて見る人にはいいかもしれない。
それにしても、スカーレット・ヨハンソン、全然魅力が活かされていないですね。これだけでも大減点。