チッコーネ

邪魔者は消せのチッコーネのレビュー・感想・評価

邪魔者は消せ(1960年製作の映画)
2.7
麻薬王とヤクザの取引が膠着する中、別のヤクザが漁夫の利を狙うという脚本が凝っているほか、派手な爆発場面も。
赤木圭一郎の初主演作から数えて5作目ぐらいにあたる映画だが、彼のどこか憂鬱な色気と個性を理解し、うまく引き出しているとは言い難い…、ちぐはぐな印象が拭えないアイドル映画演出の挿入にも、迷いあり。
ダイヤモンド・ラインが出てくる前の日活でイケメン枠だった葉山良二と赤木の競演は、新鮮。