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ゲゲゲの女房のunknownのレビュー・感想・評価

ゲゲゲの女房(2010年製作の映画)
3.1
ブームから12年を経て今更ながらの「ゲゲゲの女房」映画ver.鑑賞。

吹石一恵演じる布枝(水木しげるの妻)の顔の長さは申し分ない。(水木しげるが初めて布枝を見た際の感想→「顔の長い女」)※ディスってはいないです。

水木しげるのお見合い写真(自転車にまたがって立っている水木さんが振り向いているところを撮った写真。なぜか水木さん以外の人も写っている)見て、なんか変じゃね…?って断らなかった布枝さんは凄い。まあ、当時の年齢を盾にした実家からの「結婚しろ」圧は、布枝さん側も水木さん側も凄かっただろうし、断れなかったのでしょうが。。

宮藤官九郎の水木しげるも雰囲気出てて良かった。ただ衣服の中で曲げた左腕のシルエットがたまに見えちゃってるのは頂けない。そういうとこちゃんとしてほしい。

あと、ロケ地の東京駅とか調布?とか、東京駅が改装中だったり、現代的なマンションが建設中なのが映ってたり、道ゆく人の服装がどう見ても昭和30年代のものではなかったり、視覚的違和感が凄かった。

シジミ獲りとか南方妖怪?が出てくるシーンも中途半端だったな。ああいうのこそ、水木さんの絵のアニメーションで表現すれば良いのに。

水木しげるの家の2階に棲みついていた似顔絵描きの金内(村上淳)が妖怪(貧乏神)だったという理解でOKかな…?
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