kazu1961

トラック野郎 天下御免のkazu1961のレビュー・感想・評価

トラック野郎 天下御免(1976年製作の映画)
3.6
▪️JPTitle :「トラック野郎 天下御免」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 1976
▪️JP Release Date : 1976/12/25
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-399 再鑑賞
🕰Running Time : 105分
▪️Director : 鈴木則文
▪️Writer : 鈴木則文、中島信昭
▪️MusicD : 木下忠司
▪️Cast : 菅原文太、愛川欽也、春川ますみ、由美かおる、杉浦直樹、松原智恵子、鳳啓助、京唄子、誠直也、マッハ文朱

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋 個人的にはマドンナ由美かおるより、松原智恵子のほうが良いと思いますけどね。。。“寅さん”と違って桃次郎は本命マドンナには振られますが、もう1人のサブマドンナを傷つけてしまうのが切ないですね。。。今回はシリーズ第4作、四国を舞台に借金に苦しむマドンナを救おうと奮闘する物語。宇和島の闘牛シーンは圧巻。ラストのトラックの爆走も健在です(ミニチュアは少し笑えますが。。。)

🖋マドンナ役は由美かおる、ライバルにこんな硬派な役もやってたんや、とビックリの杉浦直樹。
今回のライバル名はコリーダ。第1作はドラゴン、第2作はボルサリーノ2とヒット映画ネタなんですね(笑)。

🖋1975年から5年間、正月とお盆の年2回公開、『寅さん』(松竹)VS『トラック野郎』(東映)のトラトラ対決で楽しませてくれたシリーズです。共に昭和の人情とマドンナとの失恋をテーマにした所は同じですが、“静の人情”の寅さんと“動の人情”の星桃次郎は対極的でした。でも最後はじんわり泣かせてくれるのは同じでしたね!!

🖋『トラック野郎』シリーズは、ド派手な装飾のトラックが日本全国津々浦々駆け巡り、主人公・一番星こと星桃次郎に菅原文太、相棒・やもめのジョナサンこと松下金造に愛川欽也が扮し、その2人が、その回毎のライバル、マドンナと共に巻き起こす昭和の喜劇と活劇と哀愁が満載のシリーズです。鮮明にある記憶として、本シリーズの大ヒットで、車体を電飾で飾り、ペイントを施して走るアートトラック(デコトラ)が実際に多く走行しましたし、高速道路で良く目にしました。私も主人公・星桃次郎が乗るトラック「一番星号」のプラモデルを持ってました(笑)。

🥲物語は。。。
仕事で四国へとやって来たトラック野郎、一番星桃次郎とやもめのジョナサン。2人は、さっそくミキサー車軍団と一悶着起こすなど、相変わらずのトラブルメーカーぶりを発揮します。その矢先、桃次郎は清楚な美女の和歌子と知り合い、一目惚れ。桃次郎とジョナサンは彼女がアルバイトをするドライブインに入りびたります。だが、ひとりでみかん農園を営んでいた和歌子の母親が病気に倒れ、和歌子は300万円の借金を背負ってしまいます。。。

🖋マドンナ&ライバル
・マドンナ 由美かおる 26歳
・ライバル 杉浦直樹 コリーダ

▪️Overview (映画. comより)
このシリーズ四作目で、今回は、由美かおるをマドンナ役に、山陽・四国を舞台にドラマは展開される。脚本は「お祭り野郎 魚河岸の兄弟分」の鈴木則文と、「男組 少年刑務所」の中島信昭、監督は「トラック野郎 望郷一番星」の鈴木則文、撮影は「武闘拳 猛虎激殺!」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。
kazu1961

kazu1961