ryusan

ふりむけば愛のryusanのレビュー・感想・評価

ふりむけば愛(1978年製作の映画)
3.5
日本の生活に嫌気がさした百恵ちゃんがサンフランシスコへ一人旅にやってきた。
たまたまゴールデンゲートで凧を上げていた三浦友和さんと知り合って、短くも激しい恋が燃え上がる。日本での再会を誓い合い別れるが、友和さんは約束の場所に現れない。
彼を探し求める百恵さんを、たまたま車で轢いてしまったがウルトラセブンのモロボシダン。加害者と被害者の恋が始まり、いざ結婚とあいなるが、気持ちの整理をつけるため百恵は再びサンフランシスコに向かうのであった、爽やかにドロドロ、果たして百恵ちゃんと友和さんの恋の行方やいかに?
「ハイカラさんが通る」の現代版という感じ?(って、既にどちらも40年以上前ですが)

王道の愛のカセと葛藤を描く脚本はジェームズ三木、まあまあ手堅くまとめています。
ホリプロの力が働いたのか。珍しく大林監督らしくない控えめで真面目な演出です。

なお、実生活の百恵さんと友和さんは、この翌年に交際発表、二年後にめでたくご結婚の運びとなりました。そして百恵さんは完全引退。
ryusan

ryusan