理か

旅立ちの時の理かのネタバレレビュー・内容・結末

旅立ちの時(1988年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラスト30分必見の必見。

中盤まであまり裕福ではないが、普通の4人家族。
高圧的な父親が、お金にうるさい。
普通の親なら子供の為に惜しまないところにまでケチる。お金が無いなら無いで色々と援助なりお金の出所を探して子供の為になるように努力すると思うが。
知人が12年ぶりに訪ねて来て、銀行強盗?のお誘い?
父親は知人のトランクから銃を探し出し、息子二人を呼んで、
「何事も銃で解決してはいけない。」と
まともに忠告する。
長男のダニーは、音楽の才能があるらしく認めた音楽教師がジュリアードに行くよう勧めるが、本人行きたそうだが、煮え切らない返事。
ダニー一人でジュリアードの試験を受けに行ったが、前の学校の成績を提出しないと合格できないと試験官に告げられ返事を濁し立ち去る。
実は、この家族には秘密があった。
それゆえ各地を転々とする生活が、14年続いているという。
名前もコロコロ変わる、いや、変える。
ダニーに音楽の才能があり実技試験に優秀な力で合格しても、先に進めない。
業を煮やした音楽教師が内密に母親に会い、
ダニーの才能がもったいないと告げる。
意を決したかのような母親。
自身の父親に久しぶりに会う。
そして、ダニーを引き取って欲しいと頼む。

ダニーの両親は、爆破事件の犯人で捕まるのが嫌でずーっと14年間子供を連れてFBIから逃げ回っていたのだ。
やはり、子供がいい迷惑。罪は無いのに。
理か

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