ニシ

誘惑のニシのレビュー・感想・評価

誘惑(1957年製作の映画)
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ロマンティックコメディ、最高だな。終始ニヤニヤして楽しく見れた。

その画面で誰が主人公かを示す時に、まずその人のクローズアップから始まり徐々に引いていって引き画で話し続ける。

左幸子さんの話すスピードが速いからテンポ感がクールだ。

最後は省吉と芦川いづみさんの世代を超えたラブストーリーになっていくんだけど、母親の思いを受け継いだいづみさんが思いの全てを遂行させる。そして最後には母の願いを終わらせたことで省吉との関係に幕を閉じる。それがあの白いひらひらのカーテンにつながっているんだと思う。
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