老後…か…。自分にそんな物があるかはまぁ良いとして、年を取るごとに、出来る事が減り、出来ない事が増えていくのが人間というもの。しかし、やる・やらないは結局いつまでだって本人の自由である。そりゃ他人からやるな、と言われる事はあっても、別に本人がやりたきゃやればいい、それこそ老い先短いのだから自由きままに、と、彼らの底抜けの笑顔の連続にふとそんな事を思う。笑いながら死ねたらとは常々思うところで、それこそ死ぬときに好きな音楽に囲まれながら死ねたら、音楽好きしては冥利につきる。自分が彼らの様な歳まで生きる事が出来たら、その時は何をしているだろうか…ってきっと映画観てるんだろうなぁ。人生の喜び、そんな単純な一言で済ましてしまっては失礼の様な気もするけど、何か目に見えぬパワーと、背中を押す一撃を喰らうのは確かだと思う。ちくしょうジジィ…カッコいいじゃないか…特に80歳でまだ「セックスアニマル」のマーティン、ま、負けないからなぁ…。
追記：なんとなーくで生きてきちゃったから、未だに相応に見られた事が一度もないし、そもそも自分の歳を忘れそうになる事すらあるけど、「フォー・エバー・ヤング」と歌う彼らの姿をみて、若く見られるのもそれはそれでありか、なんて思えた。
