しず

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのしずのレビュー・感想・評価

4.2
最近さくっと見れる映画を見漁ってて、その流れで見てみた。

余命宣告された先が短い男2人による夢を叶えるための犯罪劇。

かなり死というものを大きなテーマとして描いてる作品で、冒頭の「死は生の一部」というセリフが頭に残る。死があるからこそ生を実感できる。死と隣り合わせの主人公だからこそすごく説得力がある。
作中何度か襲いかかる病魔でふとコメディからシリアスへ急変するのが、死というものの不可測さを物語ってる。

ラストの海のシーンは何とも言えない気持ちになる。やっぱり海っていいよね。ほんと一生に一回は見るべき。この作品を観たあとだと、海を見た時の心持ちが変わりそう。いい意味でね。
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