とし

ROOKIES -卒業-のとしのレビュー・感想・評価

ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)
3.8
テレビドラマ版は観ていなかったけど劇場版だけ観た気でいて、再鑑賞のつもりで観たのだが、前に観たのはテレビドラマの最終回だったみたい。10話までは観ていなかったのに最終回だけ観たようだ。劇場版は初見。

原作未読、テレビドラマ版は最終回以外未鑑賞でも十分楽しめた!
自堕落だった不良たちが本気で甲子園を目指して奮闘する姿が素敵。
セリフの端々から滲み出る、本当は人がいい感じ。

練習をバカにしているポーズをとりながら実は陰で努力をしている赤星のエピソードからしてもう面白い。
スポ根なのにちょっとギャグも織り交ぜているのもよい。

新入部員とのやりとりや御子柴の怪我など、サイドストーリーを丁寧に描きながらも、多くの時間が県予選の決勝戦にしっかりと割かれている。
その分、2時間20分に迫る長尺ではあるけれど。

若菜の怪我のシーンで、どこでもできる赤星をキャッチャー、本来セカンドで怪我から復帰したばかりでもある御子柴をセカンドにしないで、わざわざキャッチャー御子柴、セカンド赤星にしたのは、3年生同士でバッテリーを組ませたかったからか。

今観るとすごく豪華なキャスト。
GTOより前に城田優さんと山本裕典さんはここで共演していたんだな。

「夢にときめけ!明日にきらめけ!」

23-60
とし

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