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書を捨てよ町へ出ようのneroliのレビュー・感想・評価

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)
4.0
■映画の中には何もないのだ〜🎬■
 
 
寺山監督の『田園に死す』がとても好みだったので見に行ってきました〜♪

(一生懸命書いたレビューが消えてしまい、再レビューがまだです…。)
 
 
原作は寺山修司の同名エッセイ集より。
 
寺山修司主催「演劇実験室「天井桟敷」」の同名ドキュメンタリー・ミュージカルの映画化〜🎬 
 
 
“映画の中には、何もないのだ。
さあ、外の空気を吸いに出てゆきたまえ”というセリフでこの映画は始まる。
 
音楽と共にテンポよく進んで行き、まるで夢を見ているよう〜✨
 
 
 
最後の「私」のセリフが気になった。
 
「なんだか、映画は暗闇の中でしか生きられないのかな〜」
「こうして明かりがついてしまうと、映画の世界は消えてしまうんだよ。」
 
「夢の中で飛行機に乗って墜落していく。」
「つかまるものがなく落ちていく。」
 
「ポランスキーも大島渚もアントニオーニも明かりがつけば消えてしまう世界なんだ〜」
 
 
同監督は、生きる実感を得るために、映画の外の世界に出ようと言っているのでしょうか〜
 
映画の中は夢の世界。
現実の世界をもっと体験していこうと自身に言っているのでしょうか?
 
 
 
 
■寺山修司監督〜🎬■
 
 
『田園に死す』は自伝的要素が含まれた映画。
 
面白くて、同監督にかなり興味が湧きました〜
 
そろそろ、レビューしないと〜笑
 
 
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