1951年にシングルマザーが主役の映画作るって、成瀬監督さすがだわ。
内容的には「女は階段を上る時」に近いけど、
それよりももっと前の作品で、
この時代(銀座化粧)の銀座から約10年後の銀座(女は〜)がすごく進化してて、
両方みると違いが面白い。
女は〜もこの時代の女性が生きていくって大変なんだな、って思ったけど、
銀座〜はもっとエグかった。
戦後の経済成長で富裕層と貧困層で差が出始めて、
しかも女でシングルマザーってなると、
そんな生き方しかないのか??って
悲しくなる。そして強く生きていくわ!っ主人公が思ってる姿も、頼もしいようで悲しい。
でも今もそんなに変わってないのかな…。
どんな人でも自由に生きていける世界になってほしい。