三四郎

王子と踊り子の三四郎のレビュー・感想・評価

王子と踊り子(1957年製作の映画)
2.0
この映画を観たのは中学3年生の時だったかな?
母にお供し祖父の家へ行くと、祖父が、録画した「王子と踊子」を観ようとしているところだった。
「王子と踊子がちょっとしたお遊びをするんじゃ」と言い、若い頃に見てとても面白かったと楽しそうに語るので、母から一緒に観るように促され、受験勉強しなきゃいけないんだけどなぁ…と思いつつ祖父と一緒に観た。

記憶しているのは、マリリン・モンローの病的な白さが気になったのと、立っているだけでもエロい女優さんだと思ったことと、何よりも祖父と観ている為、あまりエロいシーンが出てきちゃ反応に困ると、そっちの方で気が気じゃなかったということだ。祖父が解説してくれたが、他のことが気になり内容が頭に入ってこなかった気がする。
もしかするとマリリン・モンローの映画を初めて観たのがこの時だったかもしれない。

映画を観終わったころ、ちょうど母が用事を済ませて帰ってきて、「どうだった?」と言うと、祖父が「昔観た時は面白かったんじゃが、今見ると大したことないのぉ。こんなもんじゃったかいのぉ」と。
それに対して母が「まぁそんなもんじゃろ〜。お父さん、別の映画と勘違いしとったんじゃないん?マリリン・モンローの映画で面白いのは『紳士は金髪がお好き』と『お熱いのがお好き』ヨ!」とサラリと言ってのけた。

映画の内容は、マリリン・モンローがエロかったしか覚えていないが、祖父と母の会話だけは、広島弁を含め、鮮明に覚えている笑
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